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■豚肉料理のススメ

疲労回復やコレステロールカットに『豚肉』がとっても効果的。。

豚肉は良質なタンパク質の他、ビタミンも豊富に含む食品。そのなかでもビタミンB1が非常に豊富なんです。
ビタミンB1は、ごはんやパンなどに含まれる糖質をエネルギーに変えるのに重要な役割を担っており、私たち日本人の生活には必要不可欠な成分なのです。
ビタミンは様々な食品や食材に含まれていますが、そのほとんどが少量のため、栄養素としては不足しがちなのです。
豚肉の赤身約75グラムで1日必要摂取量の半分を満たすのです。
同じ肉でも牛肉に比べて、ほぼ10倍以上ものビタミンB1含有量が豚肉にはあります。

100g中のビタミンB1含有量を牛肉と豚肉との比較
豚ヒレ肉 1.22mg
牛ヒレ肉 0.09mg

豚肩ロース肉 0.70mg
牛肩ロース肉 0.06mg

豚バラ肉 0.45mg
牛バラ肉 0.04mg

豚ロース肉 0.77mg
牛ロース肉 0.05mg

豚モモ肉 0.90mg
牛モモ肉 0.09mg

ビタミンB1は別名、『疲労回復ビタミン』といわれるくらい、疲労を回復し体を元気にします。
夏バテや疲れが蓄積したと感じた場合に効果的に元気な体に回復してくれるのです。
また、腰痛持ちの女性にも、豚肉のビタミンB1は疲労を和らげて痛みを軽減してくれるのです。

不足しがちでごく少量のビタミンB1を効率的に且つ豊富に摂取するにはどうしたらよいのでしょうか?
ビタミンB1の吸収を助けてくれるのは、ネギや玉葱・ニンニク・ニラなどに含まれる『アリシン』です。
アリシンは豚肉との味の相性も良く、カレーや肉じゃが・焼き肉・鍋・炒め物などでもおなじみの料理ですね。
ビタミンB1とアリシンの組み合わせが多く見られます。
また、豚肉にはビタミンB1の他に鉄分・リン・カリウムなどの体を形成したり、骨や筋肉を調整する成分をバランス良く含んでいます。
更にビタミンA群・ビタミンB2・ビタミンE群・ナイアリシン・美肌に効果があり、老化と体内の酸化を防ぐコラーゲンも含んでいるのです。

さて、気になるのは脂質(脂肪分)ですが、実は、豚肉は牛肉よりも脂質が少なく、不飽和脂肪酸(体内に吸収されにくい脂肪分)の割合が高いのです。
豚肉の100g中のカロリーは、

ヒレ 112kcal
脂質 1.7g
モモ 225kcal
脂質 7.8g
ロース 291kcal
脂質 13.6g
肩ロース 256kcal
バラ 434kcal

なんです。
このようなことから、リノール酸などの不飽和脂肪酸は50〜70%を占め、成人病や老化のもととなるコレステロールが溜まりにくく、安心して食事が出来る
とはいえ、部位によっては脂肪の多く、カロリーが高いので注意が必要です。
しかし、これらのカロリーや脂肪や部位の特徴を念頭置きながら調理をし、年齢に応じて適切に摂取すると良いでしょう。
豚肉は牛肉に比べて寄生虫がつきやすいですから、調理の際はしっかりと加熱が必要です。

ただ、加熱によりビタミンB群が20〜30%程減ってしまいます。
揚げ物・焼き物よりも蒸し物や煮物の方がビタミンB1の損失量が少なく、特に煮物や鍋では溶け出したビタミンB1が煮汁に含まれますから、
煮物や鍋のあとの『おじや』なども無駄な摂取することができます。
蒸し物なら、『肉まん』『小龍包』などが効率的で良いでしょう。


 ※執筆=メディカルスポーツトレーナー・山田貴文

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