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 ヨーガ・坐禅の呼吸法  ピラティスの呼吸法  トレーニングにおける呼吸法

呼吸法(腹式呼吸)

ヨーガ・坐禅の呼吸法


ヨーガ(オリエンタルヨガ・古代ヨガ)は、坐禅で行われる呼吸法と同一で、「腹式呼吸」です。

両膝と尻による三角形の「土台」で身体を安定させ、背筋を伸ばし呼吸を整えます。
(吸気)下っ腹を膨らませて、結果的に鼻から空気が入ってくるように深く長く息を吸い、お腹の筋肉を使って横隔膜を下に押しやる、
(呼気)膨らませた下腹部を今度はゆっくりと沈み込ませるようにして、ゆっくりと細く長く息を吐く。
これを繰り返し続けることにより、呼吸がリズムに乗ると、自然に心が落ちついてきます。

「腹式呼吸」を実践して若さと美しさを保っている女優に、水戸黄門で有名な由美かおるさんがいます。
このリズミカルな呼吸法の継続が、神経伝達物質の一つであるセロトニンの働きを活性化し、体の動きや感情をコントロールしてくれるからです。
【セロトニン】5-hydroxvtryptamine(ヒドロキシトリプタミン) 必須アミノ酸であるトリプトファンの代謝過程で生成される、脳内神経伝達物質のひとつ。神経伝達物質であるドーパミン(快感を伝達)やノルアドレナリン(恐怖を伝達)などをコントロールし精神を安定させることから、「元気の素」とも言われている。セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、快楽から抜け出せずに依存症に陥ったり、うつ病になりやすいなどといった指摘がある。
現在の生活環境や仕事の環境がセロトニンの減少を促進させて精神的な安定がそこなわれ、その継続がストレスも招き、感情の調節ができなくなって「依存症」になったり・キレたりする原因にもなるのです。
自律神経失調症や肩こり・便秘も、セロトニンの不足と関係あると言われています。セロトニン活性効果は男女を問わず、感情や生理的コンディションを整え人の容貌まで好ましい状態形成してくれるのです。
近年の研究・臨床実験では、ホルモン異常による月経不順・更年期障害の緩和のほかに、不眠症の改善効果も報告されています。

なお、いわゆる現代のヨガ(パワーヨガに代表されるエクササイズ的ヨガ)は、呼吸を整えてあるポーズを保つことによって心身ともに引き締める効果ですが、
呼吸そのものだけを取り出すと、呼吸法としては完全な「腹式呼吸」ではなく、「胸式呼吸」です。
(ポーズを取った時に下腹部を引き締めて息を吐くことをしますが、運動中の吸気は胸式呼吸による横隔膜を上下に動かしたメカニズムに因ります)


ピラティスの呼吸法

ピラティスは、「胸式呼吸」なんです。
肺を三次元的に広げる中で、呼吸筋のトレーニングになります。ヨガの呼吸法は「腹式」なんですけどね。




トレーニングにおける呼吸法




 ※執筆=PeakPilatesPPSUインストラクター・森雄吾、パーソナルトレーナー・田中正之、メディカルスポーツトレーナー・山田貴文(共著)(転載不可)
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